- 「ミニクーパーをローダウンしたい」
- 「ミニを買ったけど乗り心地が好みでない」
その悩み、車高調を取り付ければ1発で解決します。
なぜならミニの場合、より国内の道路事情に合わせたセッティングになり、乗り心地が良くなるからです。
車高調をご存じない方はもちろん、足回りのカスタムを検討している方はぜひ本記事を参考にしていただければと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
そもそもMINIの乗り心地は良いとは言えない
MINIの乗り心地は、国産車のそれと比べると決して良いとは言えません。
なぜなら欧州向けにセッティングされているからです。
ヨーロッパにはアウトバーンという高速道路があり、その速度は日本の高速道路の倍以上。一般の方が150〜200km/hで走行することも珍しくありません。
つまりサスペンションもこういった速度域を想定しており、純正は固めに設計されているわけです。
日本国内でも高速道路では快適な乗り心地となるのですが、一般道や住宅地などの速度が出ない道を走るとなると、固めに設定されたサスペンションが仇となり左右に揺られるような、あるいは路面の凹凸に突き上げられるような乗り心地になります。
車高調は乗り心地も良くする
そこで検討していただきたいのが、車高調整式サスペンションキット。通称【車高調(しゃこちょう)】です。
日本で販売されるミニクーパー用の車高調は日本の道路事情に合わせてセッティングがされており、速度域の低い道路でも左右の揺れや突き上げ感が少なく不快感が激減します。
もちろん高速道路やワインディングの安定感についても純正サスペンション同等。
ミニクーパーのキビキビした走り(ゴーカートフィーリング)はそのままに、普段使うことの多い速度の乗り心地を格段に良くできるのです。
国産車の場合、純正のサスペンションが柔らかいため、車高調へ交換することで乗り心地が固くなりますが、ミニクーパーの場合は元々の設定が硬いため、車高調に交換しても乗り心地が悪くなるというケースは稀です。
またローダウンしてスタイリングも良くなるとくれば、車高調を選ばない理由は少ないですよね。
次項ではパラドックスがおすすめする車高調を5つご紹介させていただきます。
パラドックスのおすすめ車高調5選
売れ筋の人気車高調からこだわり派を唸らせる車高調まで、厳選した5機種をご紹介いたします。
- Eibach(アイバッハ): PRO-STREET-S
- BILSTEIN(ビルシュタイン) :B14
- KW(ケーダブリュ) :Version1
- ST(エスティ): XA
- BC RACING(ビーシーレーシング): BRシリーズ RA
順にみていきましょう。
Eibach(アイバッハ) PRO-STREET-S
パラドックスで一番取り付け実績の多い車高調がアイバッハのプロストリートS。
高いコンフォート性を誇り、街乗りの快適性はピカイチ。程よい車高ダウンでスタイリングも良くなります。
ステンレス製のケースでサビなどのリスクも少なく、長く快適に乗ることのできる車高調。
迷ったらプロストリートSにしておけば、間違いはありません。
- R系ミニ 251,900円(税込)
- F55/F56/F57 251,900円(税込)
- F54/F60 289,300円(税込)
適合確認:アイバッハ公式
BILSTEIN(ビルシュタイン) B14
プロストリートSより太いショック径になることで、さらに高速域に強く懐の深い乗り心地を実現しています。
サーキットや一般道でのテストを繰り返しチューニングを実施。
耐久性の高いスポーツスプリングやアルミ製のスプリングプレートやロックプレートを採用し耐久性にもこだわり仕上げられた乗り心地は「ビル脚」と呼ぶに相応しい乗り心地を体験いただけます。
- R系ミニ 245,300円(税込)
- R60/R61 257,400円(税込)
- F55/F56/F57 253,000円(税込)
- F55/F56/F57(3mmスペーサー付き) 259,600円(税込)
- F54 257,400円(税込)
- F60 270,600円(税込)
適合確認:ビルシュタイン公式
KW(ケーダブリュ) Version1
KW Version-1車高調キットは スポーティかつ快適なドライビングの楽しさを追求したKWのエントリーモデル。
エントリーモデルとはいえ、ステンレス製ストラットや耐腐食性の高いスプリング、エラストマー製のバンプストッパーを採用し高いクオリティを実現しています。
乗車人数や荷物の積載量にかかわらず運動性能と快適性を充分に発揮できるよう最適なバランスでセッティング。ロングドライブの楽しさもスポーティな走りの爽快さも兼ね備えてた車高調キットです。
- R50/R52/R53 221,100円(税込)
- R55/R56/R57 251,900円(税込)
- R58/R59 279,400円(税込)
- R60/R61 設定なし
- F55/F56/F57 251,900円(税込)
- F54/F60 279,400円(税込)
適合確認:KW公式
ST(エスティ) XA
先にご紹介した3機種は、いずれも減衰力固定式の車高調となりますが、ここからの2機種はより自分好みの乗り心地を追求できる減衰調整式の車高調をご案内いたします。
ショックアブソーバー(伸縮する本体の部分)が伸び縮みする速度を調整する機構を指します。減衰力が弱ければ、伸び縮みの際にスコスコと抵抗が少なく動くようになり、逆に減衰力が強ければ抵抗が発生してジワジワと動きます。
STはKWのサブブランド。
KWで蓄積した技術を製品にフィードバックしながら、素材のコストを抑えることで高性能な車高調をリーズナブルな価格で展開しています。
XAは伸び側の減衰力調整が可能になった車高調キットで、ローダウンを楽しみながら、さらに走りにも拘るユーザーにおすすめです。
- R50〜R59 225,500円(税込)
- R60/R61 設定無し
- F系ミニ 235,400円(税別)
適合確認:ST公式
BC RACING(ビーシーレーシング) BRシリーズ RA
最後にご紹介する車高調はBCレーシング BR RA。
BCレーシングのエントリーモデルながら30段階の減衰力調整や独立車高全長調整機能など、ハイスペック車高調にも劣らない性能と機能を搭載しています。
他のモデルと比較するとダウン量も大きいため、車高を下げたい方にもオススメです。
ミニ全車種 234,300円(税込)
適合確認:BCレーシング公式
車高調交換費用
車高調の取り付けには車高調本体以外にも費用が必要です。
- 車高調取り付け工賃 35,000円(税込)
- アライメント調整 19,800円(税込)
車体に対してタイヤ・ホイールが取り付けられる角度や位置関係の総称を「アライメント」と言います。
車高調やダウンサスに交換するとアライメントが微妙にズレてしまい、直進性が悪くなったりタイヤの偏摩耗につながる可能性が高くなります。また車高が下がるため、下がった車高に対して適正なアライメントに調整する必要があるというわけです。
アライメント調整は必ず必要というわけではありませんが、人に例えるところの骨盤矯正のような意味合いになりますので、健康な走りを維持するために必要になります。
車高調やダウンサスを取り付けて100kmくらい走行したあとにアライメント調整を行うと良いです。
【まとめ】
今回はミニクーパーの車高調について解説いたしました。
車高調を装着する理由は車高を下げるだけではなく、乗り心地の改善にもつながります。
また自分だけのスタイリングや理想の走りを追求するとなると、車高調は欠かすことのできないパーツとなるでしょう。
この記事でご紹介した以外にも車高調は多くの種類があり、乗り心地も様々。パラドックスでは各メーカーの車高調の販売・取り付けができますので、気になる車高調がありましたらお気軽にお問い合わせください。
理想の車高調を見つけて、自分だけのMINI作っていきましょう!