【MINI COOPER】F56 水漏れ修理

山口県にお住いのA様のF56の水漏れが発生。

さらに、点検中にオイル漏れも確認できましたので併せてメンテナンスいたしました。

  • サーモスタットキャリア
  • オイルフィルターハウジング

の劣化が原因でしたので交換させていただきました。

目次

サーモスタットキャリア

MINIのエンジンに搭載されているサーモスタットとウォーターポンプが一体になった部品のことです。

サーモスタットの役割

サーモスタットは、エンジンの冷却水の温度を調整する役割を担っています。

エンジンが冷えている時は冷却水の流れを遮断し、エンジンが温まると冷却水をラジエーターに送り込み冷却を行います。

ウォーターポンプの役割

ウォーターポンプは、冷却水をエンジン内部やラジエーターに循環させる役割を担っています。

サーモスタットとウォーターポンプが一体化しているため、これらの部品の故障は同時に発生する可能性があります。

水漏れの原因

サーモスタットキャリアは、経年劣化やエンジンへの負荷によって破損し冷却水漏れが発生します。

故障の前兆は?

故障の前兆は、

  • エンジン冷却水の漏れ
  • エンジンのオーバーヒート
  • 水温計の異常上昇
  • エンジン警告灯の点灯
  • アイドリング時の不安定

などが挙げられます。

サーモスタットキャリアの交換は、水漏れの原因としてよくある修理の一つです。
定期的な点検と早期の修理が大切です。

オイルフィルターハウジング

オイルフィルターハウジングとは、エンジンオイルをろ過するオイルフィルターを収める容器のことす。

オイルフィルターハウジングの役割

エンジンオイル内の異物やゴミをろ過し、エンジンを良い状態に保つ役割を担っています。

故障するとどうなる?

オイル漏れや冷却水漏れが発生し、エンジン性能の低下を引き起こす可能性があります。

故障の原因

故障の原因は主に

  • 経年劣化による樹脂部品のひび割れや変形
  • 締め付け不足によるオイル漏れ、または締め付けすぎによる破損

が考えられます。

従来の樹脂製から写真(左)の金属製(対策品)をお取付けしました。

故障の前兆は?

故障の前兆は、

  • エンジンオイルの漏れ
  • 焦げついたようなニオイ
  • 冷却水の減少
  • 冷却水漏れを示す警告灯の点灯

などが挙げられます。

オイルフィルターハウジングは、ガスケットという部品で密閉されています。
このガスケットが劣化すると、オイルや冷却水が漏れやすくなります。

エアバルブ交換

さらに、エアバルブが劣化によりゴム部分が破損しておりましたので新品にお取替えいたしました。

エアバルブが破損するとどうなる?

タイヤの空気漏れが発生し、走行性能の低下や燃費の悪化に繋がる可能性があります。

エアバルブはゴム製で劣化しやすいため、タイヤの交換時期に合わせての交換がオススメです。

A様、この度はご用命いただき誠にありがとうございました。

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