・ホイール周りの汚れを減らしたい
・もっと楽に掃除できるようになりたい
・メンテナンス費用を抑えたい
その願い、低ダストブレーキパッドに交換すれば一撃で解決します。
なぜなら低ダストブレーキパッドにすることで
ブレーキローターへの攻撃性が減る
↓
過度な金属粉が減る
↓
汚れにくくなる+ローターの摩耗も抑えられる
からです。
本記事では低ダストブレーキパッドがおすすめの理由について詳しく解説しますので、上記の悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
そもそもブレーキパッドとは

ブレーキパッドとは一言でいうと車の制動を行う部品のことです。
タイヤ部分にはブレーキローターという金属製の回転盤があるのですが、このローターを2枚1組、両側から挟んで摩擦によりタイヤの回転を制止するのがブレーキパッドの役目となります。

なぜブレーキパッドの交換が必要なのか

ブレーキパッドはある程度走行を重ねると交換が必要になります。
というのも、先ほどお伝えしました通りブレーキパッドはローターと強い摩擦を生じるため、使うたびに削れていく消耗品だからです

すり減ったパッド(左)新品のパッド(右)
消耗し過ぎたブレーキパッドではブレーキの利きが悪くなり、最悪破損して大変危険なのでなるべく早いタイミングで交換することをお勧めします。
ブレーキダストの放置はNG

ホイール周りに墨のような黒い汚れが付着しているのをご覧になったことがあるかと思いますが、これがブレーキダストです。
ブレーキダストの正体はブレーキパッドとローターとの摩擦によって削れた金属粉で、非常に硬く、また鉄のため錆びる性質を持っています。

そのため放置すると以下の問題につながります。
・ホイールに傷が入る
・汚れが固着して取れなくなる
ブレーキダストは長時間放置すると徐々に茶色に変色し、クリーナーを使っても簡単には除去できなくなる上、ホイール表面を侵食しますのでマメな清掃が必要です。
MINIの純正ブレーキパッドは国産車より消耗が激しい

ミニの純正ブレーキパッドは国産車のそれと比較すると消耗しやすいと言えます。
これは日本と海外の交通事情の違いによるものなのですが、ミニの本土ドイツでは「アウトバーン」といって高速道路の速度制限がなく200㎞オーバーでビュンビュン走るわけです。
そのような車を制止するにはそれ相応の仕組みが必要で、ブレーキパッドとブレーキローター双方を削りながら減速させる構造が取られています。
よってパッドはもちろんローターの消耗も国産車に比べると激しく、またブレーキダストの量も多くなります。

使用したブレーキパッド
因みに消耗したローターは交換が必要で、安い物でも
・フロント2枚1組28,600円~
・リア2枚1組22,000円~
・参考車種:F56(3ドア)
・正確な金額は車種やグレードによって変わります。
とそこそこの出費となるため「できる限りローターの消耗は抑えたい」というのがMINI乗りの心情です。
MINIのブレーキパッドの交換目安

エンジンブレーキの使用頻度、ブレーキの踏み方によってまちまちですが、早くて20000㎞、一般的には4~50000㎞ほどが目安となるでしょう。
その他、ブレーキ警告灯が点灯した場合も交換のタイミングです。
MINIのブレーキパッドは低ダストタイプがおすすめ
ブレーキパッドの交換時期に差し掛かっている方には低ダストブレーキパッドがおすすめです。
低ダストブレーキパッドとはその名の通りブレーキダストの発生を低減するブレーキパッドのことです。

純正品との違いは歴然で100㎞も走ればホイールの汚れが少ないことが体感できるでしょう。
またブレーキローターの消耗も抑えられると言いますか、ほぼ消耗しなくなります。
これは純正のブレーキパッドより柔らかいためと考えられますがローターの交換頻度が激減するためお財布にも優しくなります。
そのためこういった事情をご存じの方はMINIを購入するタイミングで低ダストタイプに換える方も多いです。
ホイールの汚れやコストパフォーマンスが気になる方はぜひ検討してみてください。
低ダストブレーキパッドのデメリット

非常にメリットが大きい低ダストブレーキパッドですが、デメリットもあります。
それはブレーキの利き方が変わることです。
制動力が落ちるということではありませんが、フィールが変わるので走りにこだわりをお持ちの方ははっきりと「デメリット」と表現することもあります。
このあたりが気になる方は低ダストブレーキパッド装着車を一度試乗してみると良いでしょう。
パラドックスおすすめの低ダストブレーキパッド

続いてパラドックスがおすすめしている低ダストブレーキパッドを3種ご紹介します。
クーパー 3ドア(R50やF56)用の価格も記しておりますので参考になさってください。
・ディクセル:低ダストブレーキパッド
・アーテ:セラミックパッド
・アムゼックス:ローダストタイプ
※ブレーキパッドの価格は年式やグレードによって変わります。
ディクセル:低ダストブレーキパッド

フロント2枚1組:22,000円(税込)
リア2枚1組:20,900円(税込)
アーテ:セラミックパッド

フロント2枚1組:22,000円(税込)
リア2枚1組:19,800円(税込)
アムゼックス:ローダストタイプ

フロント2枚1組:25,300円(税込)
リア2枚1組:19,800円(税込)
交換するなら専用の診断機がある工場へ

MINIのブレーキパッドを交換する場合はBMW専用の診断機がある工場に依頼しましょう。
というのも、ブレーキパッドの交換日や残量はコンピュータで管理されているため、これらをリセットしてやる必要があるからです。
特にブレーキ警告灯が付いてる場合、これをやっておかないと警告灯が付きっぱなしになります。
ディーラーもしくはMINI専門ガレージに依頼することをお勧めします。
ブレーキパッドの交換費用と作業時間

参考までに当店パラドックスのブレーキパッド交換工賃を紹介します。
フロントのみ | 8,800円(税込) | |
リアのみ | 8,800円(税込) |
作業時間につきましては1台分で2~3時間程になります。
ピットの空き状況によって変動しますので予約していただくとスムーズです。
予約から作業までの流れ

最後に当店のブレーキパッド交換の流れを紹介いたします。
流れとしては以下3ステップです。
1,予約や問い合わせ
2,ご来店
3,作業内容確認
低ダストブレーキパッドにするとこんなメリットが

低ダストブレーキパッドに交換すれば以下のようなメリットが得られるでしょう。
・ホイール周りの汚れが大幅に減る
・ホイールの掃除時間短縮、コストカットにつながる
・お気に入りのホイールに傷がつきにくくなる
・ローターの消耗が抑えられることで交換頻度が激減
時間やコスト面のメリットだけでなく余計なストレスからも解放されます。
まとめ:低ダストブレーキパッドで快適なMINIライフを送ろう

本記事では以下について解説しました。
・ブレーキパッドとは
・ブレーキパッド交換の必要性
・ミニには低ダストタイプがおススメ
・ミニにおススメの低ダストブレーキパッド
・専用の診断機がある工場での交換が必要
・パラドックスの工賃・作業時間と予約方法
繰り返しになりますが、ミニクーパーは国産車と比べてブレーキパッドとローターの消耗が激しいため低ダストブレーキパッドがおススメです。
「汚れが気になる」「掃除を楽にしたい」「維持費を抑えたい」という方はぜひご検討いただけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
当店のオンラインショップで購入できます。