エンジンの振動が気になる?F系MINIでエンジンがブルブルするときはエンジンマウントを点検しよう

R系のMINIからF系のMINIにモデルチェンジしたのが2014年。
早いもので、もう7年が経過しました。

7年も経過すると、あるあるの症状や定番となるメンテナンス箇所もかなりわかってきます。
そんな中で最近多くなっている症状の一つが、エンジンマウントの劣化

エンジンマウントはどれくらいで劣化してしまうのか?
劣化するとどんな症状が出るのか?
交換するときの費用はどれくらいか?
などなど…

本日は、MINIのメンテナンス「エンジンマウント交換」について詳しく開設をしていきたいと思います。

目次

エンジンマウント交換の目安

走行距離が4万km〜5万kmくらいになると交換になるケースが多いです。

これは一例で、もっと長い距離を走っていても大丈夫なときもあるし、逆にもっと短い距離で交換になるケースもあります。
MINIの使用状況(月間走行距離や保管や走行環境)により異なるので、オイル交換のときなど定期的に点検を受けると良いです。

パラドックスでは、オイル交換を行う際に無料で点検いたします。

エンジンマウントが劣化したときの症状

エンジンマウントが劣化してくると次のような症状が出てきます。

◆エンジンの振動(揺れ)が大きくなる
◆エンジンをかけるとゴトゴト音がする
◆ギアチェンジしたときの振動が大きい
◆ギアが入りにくくなる(MTの場合)

エンジンマウントは、ゴムで整形されており、経年変化で潰れてきたり、中に充填されているオイルが漏れたりしてきます。

写真のエンジンマウントは、完全に潰れてしまい、オイルが漏れ出している状態。
ここまで劣化が進んでしまうと、アイドリング中もかなりエンジンが揺れるようになってしまいます。

エンジンマウントの点検方法

エンジンマウントは、比較的簡単に点検をすることができます。

ボンネットを開けて、向かって左側(○で囲ったあたり)を確認します。

CooperS、JCW(2000cc)のエンジンルーム
ONE、Cooper(1500cc)のエンジンルーム

1500ccのエンジンルームは隙間が大きいので確認がしやすいのですが、2000ccのエンジンの場合は隙間が小さく確認するのが少し大変です。

左側のヘッドランプの隙間から覗き込むこともできます。

クラブマンはエンジンルームが広いので、横からの方が確認しやすいです。

場所がわかったら、ライトを当ててエンジンマウントの状態を確認します。

ホームベース型の下側を確認して、亀裂やオイル漏れがある場合は要交換となります。
上の写真は、正常な状態。下の写真が要交換です。

比べるとかなり違うのがわかると思います。

エンジンマウントの交換費用

エンジンマウント本体と交換工賃を合わせ、約60,000円(税込み)前後となります。(交換に付随するパーツの必要数により多少異なります)

エンジンマウントを交換すると

エンジンの揺れが小さくなり、シャキッとした走りになります。
走行のフィーリングも良くなるので、運転の楽しさも増すはずです。

まずはお気軽に点検をお申し付けください。

MINIのメンテナンス、エンジンマウントの交換もパラドックスにお任せください。

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