【MINI COOPER】中古車保証に入る時の注意点について解説

本記事では中古車を購入するにあたって必ずと言ってよいほどテーマになる「MINIの中古車保証」について解説。

中古車は古くなればなるほど故障のリスクが上がるもの。ならば、「とにかく新しい車両を選べば保証をそれほど気にしなくてよいのでは?」となりそうなものですが、実際はそう単純ではありません。

なぜならMINIの場合

  • MINIに乗ってみたいけど新車は高いから中古を検討
  • 第3世代の前期(もしくは中期)が好き
  • MTのMINIに乗りたい

などなど、「リスクはわかっちゃいるけど特定の年式が候補」というケースが往々にしてあるわけです。

なので「できる限りリスクを押さえて(ヘッジして)中古車購入を検討する」→「保証はどうなの?」という流れはごく自然なわけですね。

本記事ではこういった方々のため中古車保証のチェックポイントについて詳しく解説。お読みいただければきっと参考になりますので是非最後までお付き合いください。

中古車保証の種類

中古車保証は大きく分けて以下3つがあります。

アフター保証

Goo保証、カーセンサー保証、プレミア保証など販売店以外の保証会社(第三者機関)を使って保証。全国に指定工場があるのが強み。

自社保証

車両の販売店、あるいは系列店が主体となって行う保証。購入店舗に持ち込める安心感がありますが近くに店舗が無いと有事の際デメリットとなることも。

新車保証(保証継承)

初年度登録から3年以内に限り、オーナーが変わっても新車保証が引き継げるというもの。「保証継承」とも言います。

ディーラー保証を受けられるのが強みですが購入した時期によっては期間残が少ないなど、買い手に選択の幅がないのがデメリット。

保証加入前のチェックポイント

続いて保証に入る際に気を付ける点、チェックポイントをみていきましょう。

加入条件

保証には「加入できる車両」と「加入できない車両」というのが設定されています。よって購入検討している車両が対象なのかは必ず確認しておきましょう。

  • 年式
  • 走行距離

これらは要チェックです。あとレアケースでありますがハイスペックスポーツカー、冠水車、事故車、並行輸入車は対象外となるケースが多く、加入できたとしても加入の際、プラス料金が必要となります。

保証期間

1か月、3ヵ月、6ヵ月、1~2年など様々なプランが用意されています。また購入時の走行距離から「~㎞」までなど距離基準のケースもあります。

保証期間が長くなるほど加入費用も高くなります。

期間延長の是非

保証期間満期から追加料金で延長できる商品もございます。「予算の関係から加入時はとりあえず1年にしておいてあとから延長」などの柔軟性が魅力です。

保証部品

どのようなケース、パーツが対象なのかは要チェックです。また車種ごとに起こりやすい症状というものがありますのでこの点も含めてセールススタッフに相談してみるのがよいでしょう。

期間同様に保証対象項目が多いほど保証料金が高くなります。

保証金額の上限

保証期間内の累計金額が定められています。

国産車であれば「車両本体価格まで」、輸入車であれば「100万円まで」が一般的です。

なお規定額を超えた分に関しては自己負担となります。

修理工場

有事の際、どこで修理してもらえるのか確認しておきましょう。

  • アフター保証の場合は全国の指定工場
  • 自社保証の場合は販売店、もしくは系列店

となります。お住まいと購入店舗が遠く離れている場合は特に注意が必要です。

免責事項

「こういうケースでは保証の対象となりません」といった内容がつらつらと記載されています。

字が多く読むの一苦労ですが重要事項ですのでしっかり目を通しておきましょう。

付帯サービス

保証に加入するとどのような付帯サービスが付与されるのか確認していきましょう。

例えば
  • インロック、バッテリー上がり、ガス欠の対応
  • レッカーサービスの有無
  • 足がなくなった際のタクシー代、公共交通機関費用、宿泊費、レンタカー代の付帯があるか

PARADOXの保証

続いてPARADOXで車両購入した場合の保証についてです。

当店ではごく一部の車両※を除き6ヵ月・走行距離無制限のアフター保証(ブロンズ)が付きます。

  • 初年度登録から13年以上が経過
  • 走行距離が10万km以上

のいずれかに該当する車両は対象外となります。

保証料金は車両本体価格に含まれておりますので追加料金はございません。

PARADOXアフター保証(ブロンズ)の特徴
  • 故障対象部品50か所
  • 保証修理金額上限:100万円
  • 全国の整備工場で対応可能
  • ロードサービス付き
  • コンシェルジュサービス付き
  • ご要望に合わせて内容のアップグレード可能(追加料金有)

なお上記とは別にPARADOXの自社保証もございます。修理対応も全て当店で承りますがご来店いただける方に限りますのでご了承ください。

保証のアップグレードについて

PARADOXアフター保証はお客様のご要望に応じて

  • 期間の延長(例:半年→1年)
  • プランのアップグレード(故障対象部品の拡大)

など保証のアップグレードが可能です。

アップグレードには追加料金が必要となります。

車両の年式や走行距離、またどこまでアップグレードするかによって料金が異なるため、詳しくはお問い合わせしていただければと思いますが参考までに一例をご紹介いたします。

プランはブロンズのまま、半年プランを1年に延長する場合

  • 50,000~75,000円の追加料金

プランをシルバー(保証部品144か所)にする場合

  • 半年プラン:45,000~98,000円の追加料金
  • 1年プラン:97,000~190,000円の追加料金

プランをゴールド(保証部品288か所)にする場合

  • 半年プラン:53,000~110,000円の追加料金
  • 1年プラン:110,000~220,000円の追加料金

なおPARADOXアフター保証はご加入後の期間延長も可能です。

例えば「購入時は1年だったが期間内にもう1年プラス」など

満期近くなりましたら保証会社からも案内が届きますのでうっかり忘れるということもございません。

輸入車の故障発生部位ランキング

最後に保証会社がまとめた輸入車のよくある故障部位のランキングをご紹介します。

輸入車ですからMINIに限定した順位ではございませんが

  • MINIでの発生頻度
  • カバーしている保証プラン

も記載していきますので参考になさってください。

故障部位MINIの発生頻度カバーしているプラン
①ウォーターポンプシルバー
②エンジンマウントプラチナ
③ラジエーターホースシルバー
④サーモスタットシルバー
⑤エアコンコンプレッサーシルバー
⑥NOXセンサーブロンズ
⑦ラムダセンサーブロンズ
⑧ショックアブソーバープラチナ
⑨ドアミラーシルバー
⑩サスペンションアームプラチナ

最後に

本記事では中古車保証について解説してまいりましたがいかがだったでしょうか。

「保証期間やプランを厚くすれば安心感はある、けど際限なく予算を割くのもどうかな」と迷ってしまいますよね。

そこで、あくまでも参考値としていただければと思いますが保証費用は車両本体価格の10%を目安にされるとよろしいかと思います。

と言いますのもお車の購入はバランスが大事だからです。

  • 車両本体
  • ドラレコなどアフターパーツ
  • 保証

これらをバランスよく限られたご予算内で配分するのが満足度の高いお車選びになります。また故障確立を減らすために定期的なメンテナンスも重要でこれらに予算を割くというのもひとつの手です。

PARADOXではこういったこと含めオーナー様それぞれに合ったトータルコーディネートをご提案いたしますのでお気軽にご相談いただければと思います。

皆様からのお問合せ心よりお待ちしております。

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